HondaFC's pride!

常に練習を見学している訳ではありません。あくまで個人の感想です。勝ち以外の価値を

2024JFL第2節Aマルヤス岡崎

f:id:miyakoda222hondafc:20240803173113j:image

f:id:miyakoda222hondafc:20240803173053j:image

 

攻撃 ビルドアップ フィールド1

目的 ゴールキック、GKからのパスを保持してフィールド2へ進むこと

1 敵チームのフォーメーションとポジショニングを確認しどのように

  ビルドアップを妨害してくるか方法を見分けること。

 

1-4-4-2のプレスが基本線で内側から外側へのゾーンディフェンス。 

F3では1-2-4-4でHondaFCのDFの人数に合わせてプレス。

 

2 DFラインの選手がよりスペースと時間を得るためにチーム全体でポジションを深く広く取る。

 

LSB-LCB-RCBがGKからのパスを受けたときにRSBがMFラインに入り

大外でWG化するなど1-3-5-2に切り替わる準備がF1から始まった。

 

3 ボールをショートパスで動かしながら決まったポジションチェンジから2対1を作ること。

 

両SBがMFラインに入ることでサイドや中央で数的優位を作っていた。

 

攻撃 ビルドアップ フィールド2

目的 ボールをフィールド3へ進めてチャンスを作ること

1 パススピードを速くする。味方の足元ではなく前方へパスをしてボールを動かすテンポを速くし敵チームに予測不能な状況を作り出すこと。

 

ピッチの芝が短く枯れているのでショートパスは跳ねてロングフィードは伸びる。

足元にきちんと収まらないので攻撃が安定しない。

正確に早く足元に強いパスをトラップしなくてはピッチコンディションに振り回される。

60分の組み立てのショートパス連携は意図をもって出来ていた。

 

2 敵チームの選手と選手の間に意識的にポジションを取り敵ゴールへの視野を確保すること。

 

ライン間にポジションを取ってもパスを受けた後のパスミスが多く

ターンして捌くことや前を向くプレーが少ない。

佐々木選手のキープ力、パスミスの少なさはSMFではもったいないほどだ。

シュート力、ヘディング能力はずば抜けている。FWやCFで起用したら面白いだろう。

 

3 縦パスが出せる時は縦パスを出しボールを前に進めることを優先すること。

 

ピッチコンディションを考えて縦からコースを探すことはしていた。

 

攻撃 ビルドアップ フィールド3

目的 ボールを敵陣ゴールに進めてシュートチャンスを作ること

1 各選手がスペースと時間を作るためにチーム全体で広く深くポジションを取る。

 

両SMFやFWのどちらかアウトサイドにポジションをとりWG化しピッチを

広く深く使うことはできた。

 

2 敵にとって対応が難しい3人目の選手を意識的に作ること。

 

F3でCBがパスワークに入ることでFW,MF、CHでひし形にポジションを取り

三人目の動きを作っていた。

 

3 サイドでポジションチェンジなどにより1対1の状況を作り出すこと。

 

佐々木、岸田、岡崎選手でポジションチェンジをしつつ

マルヤスのSBの裏SB-CBゲートを通すパスを狙うことをしていた。

 


攻撃 ビルドアップ ゴールを決める

1 ゴール前にクロスが上がった時決まった選手が決まったポジションに走り込むこと

 

クロスのコントロールが悪くピンポイントであわない。

技術的な問題のほか受け手のポジショニングのほか様々な方向に合わせて

タイミング、プレーのスピードと今後練習で改善していくしかない。

 

2 状況が複雑に変わる中、次の状況を予測してゴールにつながるポジションを取ること

 

岩切選手の先制ゴールは予測の賜物、よく走ったし足も出せた。

 

3 ボールが敵ペナ内や付近にある時味方DFラインで数的優位を守り敵のカウンターに備える

 

ボールの位置を確認しつつ2FW-2CH2CH‐2CBでセンターラインを基準にポジションを取る。

 

攻守に切り替え 攻ー守 各フィールド

目的 即プレッシャーをかけボールを奪い返すこと

1 ボールを敵に奪われた時ボールの近くにいる選手が3秒以内に奪い返すこと。

 

F1でパスカットのあとF2へのボールが味方に対しパスミスが多い。

 

2 ボールから遠くにいる選手はチーム全体をコンパクトにすることで敵のスペースと時間を奪う。

 

サイドからの攻撃を受けると自陣でコンパクトにすることにパワーをかけるので

奪った後のプレーの精度がやや劣っていた。

 

守備 ビルドアップの妨害 フィールド3

目的 ゴールキックGKからのパスをキープさせないフィールド2へ進ませない

1 敵チームのフォーメーションとポジショニングを確認しビルドアップの意図を見分けること。

 

マルヤスのスタートは1-2-4-4でロングフィードをHondaFCのDFラインの裏に

配球し、F1にHondaFCを押し込みポケットからのクロスやバイタルエリア

ポジションを取っていた。

 

2 チーム全体が25mほどにコンパクトにポジションを取りチーム全体で内側から外側へプレッシャーをかけること。

 

1-4-4-2でコンパクトにしマルヤス選手に走りこまれないようボールとゴールを結んだラインを意識してポジションを取っていた。

 

3 数的優位な状況を作らせないようにボールから遠い選手が前ズレしてプレッシャーをかける。

 

F2、F3においてDFラインはセンターサークル付近まで上がりコンパクトにし

プレスを促す。

 

守備 ビルドアップの妨害 フィールド2

目的 敵のビルドアップをフィールド3へ進ませないことチャンスメイク、プレアシストを阻止すること

1 フィールド1で突破された選手もできるだけ早く戻りチーム全体でコンパクトにポジションを取る。

 

先制ゴールは松岡選手のパスカットからでコンパクトにした布陣が活きた。

 

2 敵チームの選手のボールホルダーの正面に立ち縦パスを妨害して前に進ませないこと。

 

F2でCHは縦のコースを切りながら横パスをカットを狙いつつ守る。

 

3 サイドへ追い込んだ時は逆サイドへボールを移動させない。

 

SMF、CB、SMFで攻撃を遅らせてボールへプレスに行っている。

 

守備 ビルドアップの妨害 フィールド1

目的 自陣ゴールへ進ませないこと シュートチャンスを阻止すること

1 突破された選手は出来るだけ早く自分のポジションへ戻りチーム全体でコンパクトにボールサイドへプレッシャーをかけること。

 

1-4-4-2や1-4-2CHでバイタルケアしつつ早く展開させないこと。

その上でボールにプレス。

 

2 ボールの場所チームのポジションを確認し次の状況を予測して敵チームを数的不利にする。

 

1-4-4-2のブロックとサイドラインの間を突かれ守備ユニットを振り回されても

4DF+2CHなどを駆使し数的不利にしていた。

 

3 チームでコンパクトにポジションを取りボールサイドで数的優位な状況を維持すること。

 

GK+4DFや3CBでブロックを作り数的優位をにしボールを奪うための

プレスに行けるシーンを作れた。

 

守備 失点を防ぐ フィールド1

目的 敵のシュートチャンスをゴールさせないこと

1 GKからの指示を聞きボール周辺の選択肢を制限し失点を防ぐ。

 

守備面はクロス対応などあるが概ね安定していた。

 

2 PA内や付近ではマンマークして各選手の役割を明確にすること。

 

マンマークだけでなくマークの前でパスカットやクリアと凌いでいた。

 

攻守の切り替え 守備ー攻撃 各フィールド

1 敵チームが守備のポジションを取る前にボールを狭いゾーンから広いゾーンへ動かし最終的にシュートチャンスを作ること=チェンジゲーム

 

奪った後のショートパスで狭いゾーンから一度自陣にバックパスし横だけでなく

縦展開もしていた。


2 ボールが敵ゴールへ移動しているときボールから遠いMFやDFもスプリントしてラインを上げチーム全体をコンパクトにする。

 

F2,F3でコンパクトな守備はできている。F1での切り替えが今後どうなるか。